TOKIO山口達也メンバー、女子高生への強制わいせつ容疑…報道から読み解けること
2018年4月25日、午後5時すぎ
妹からの「山口くん やばい」というLINEで知ったTOKIO山口達也の一報。
自宅マンションで女子高生に無理やりキスをして強制わいせつの疑いで書類送検された。
第一報はNHK。
相手の女子高生は「Rの法則」の共演者とのこと。
まず46歳の男が自宅マンションに共演者の女子高生を呼び出すという…誰が見ても危険な構図。
サンケイスポーツが伝えるところによると…
・トイレの中から母親に助けを求めた
・母親が駆けつけ救出
・その後、被害届を提出した
・(女の子は2人いたらしい…?)
当事者だけでなく母親まで関わっているのに、最初は知らぬ存ぜぬを貫いていたのかと思うと恐ろしいし
コトが起こったのは2月だから、それからの2ヶ月間、
普通の顔をして生放送の「ZIP!」やらその他の収録やらに参加していたのは常軌を逸していると思う。
恐らく今までも何度も同じことをしていて、
女の子側も合意の上で問題にならなかったか/ジャニーズ事務所が解決してきたか、のどちらかなのでは?と勘ぐらずにはいられない。
◆ジャニーズ事務所のコメントの幼稚さ
www.sponichi.co.jp
報道関係各位
お酒を飲んで、被害者の方のお気持ちを考えずにキスをしてしまいましたことを本当に申し訳なく思っております。被害者の方には誠心誠意謝罪し、和解させていただきました。
このコメントから読み解けることはひとつ。
「キスしかしていません」と言いたいのだ。
「飲酒し我を忘れキスをした」それ以上でも以下でもない。
この幼稚なコメントから「キスぐらいなら許されるだろう」という裏の意図を感じ取らずにはいられない。
そして、謝罪し和解したのだからハイ終わり!
この短い稚拙な文章からは誠意は感じられない。
脱退や引退、解雇を避けるための対応なのか…。
先述したジャニーズ事務所とは真逆で、TOKIOメンバーの国分太一のコメントは被害者の少女や関係各所を慮ったものだった。
本来なら事務所が行わなければならない役割を果たしていた。
冒頭から目に涙を溜めながらの2分間ほどのコメントは、見ている方も辛すぎた。
国分はその後も、報道当時の話やメンバーの心境を語った。
報道直前までTOKIOメンバー5人全員がフジテレビで収録をしていたという。
国分 「僕が今回の件を知ったのは、実は昨日、TOKIO5人でフジテレビの番組の収録がありまして、収録が終わったのがだいたい18時半だったんですけれども、それまでは恥ずかしながら全く知りませんでした」
「楽屋に帰ってから、ちょっとマネージャーさんたちの動きがおかしいなと思い、山口以外のメンバー4人が同じ場所に入り、衣装から私服に着替えるというときに、何か、ちょっとこういったようなことが、わいせつ行為があったというようなことが報道されていますという、近くにいたマネージャーから聞きました」
「その時、メンバー全員も、頭が真っ白で、それ何の話をしているのかまったくわからなく......はい」
TOKIOの他のメンバー4人は事実を知らされていなかったのにも驚くし、
コメントから読み解くに現場のマネージャーでさえ事実を知らなかった可能性が高いのではないだろうか。
コトが起こってから2ヶ月間もの間、周囲に隠しながら仕事をするなんて、恐怖以外の何者でもない。
ここから分かることは、本来、この話は表に出ないように、知る人ぞ知る一件として内々に処理されようとしていたのではないか、ということ。
NHKが報道しなければ、隠蔽されていた可能性が高いと思った。
◆崩れるイメージ、そして今後は?
大絶賛された離婚会見から1年8ヶ月ほど…。
全て自分の責任とする男らしい潔さが絶賛され「最高の離婚会見」とまで言われていて、あれ以来、山口達也というタレントを評価する声が高まったのは記憶に新しい。
他の仕事で見せる姿も素敵なものが多かったこともあり、それまでの少しヤンチャっぽいサーファーというイメージからタレントとして一段階上のステージにあがったような気がする。
「ZIP!」で見せる真面目で社会派な地に足の着いた姿。
「鉄腕ダッシュ」で腕っぷしの強さやプロ顔負けの知識を披露する今のジャニーズタレントにはない男らしい姿。
そして「Rの法則」での学生たちを温かく見守る父親のような姿。
最近の活動の中で植え付けられたイメージが、この一件で全て崩れ去ったと言ってもいい。
過去、未成年との飲酒や性行為が問題になった例として有名なタレントと言えば
・小出恵介
この2人だろう。
両名とも示談が成立している。
いくら、メディアがジャニーズ事務所に「忖度」しているとはいえ、何らかの処分がなされないことには世論は納得しないだろう。
そして、復帰するとしても、今までのようなイメージでの仕事はし辛く、仕事の幅は制限される。
国分太一が「連帯責任」と言っていたように、TOKIOのグループ活動も、縮小せざるを得ず、ジャニーズ事務所としても手放したくないであろう「東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグツアー」のスペシャルアンバサダーの大役もどうなるのか…。
きょうの14時からの会見で、山口達也が何を語るのかに注目したい。
(姉)